上達しやすい人の「アウトプット術」

上達しやすい人と、しにくい人との違いの1つに「目的がはっきりしているかどうか」というのがあります。

上達しやすい人は、練習するときに目指すべき感覚が見えてるし、練習して習得すれば、どんな事が出来るかがはっきり見えています。

練習して得たことを「曲に使おう」「ライブで使おう」「次の動画で使おう」「次のレッスンで使おう」と考えながら練習しているのです。

つまり、上達の為には「アウトプットを前提としたインプット」が効果的です。

ここで言うアウトプットとは【実践】です。

バンド練習のため、ライブするため、動画配信するため、SNSやブログに書く為、誰かに教える為などを前提に勉強や練習をして実践する事で、とても効率良く技術や知識を身に付けることが出来ます。

『練習なんか隠れてやれ!』とSNSに演奏動画を載せる事に批判する人もいますが、動画を公開する事は人に見られる事を前提にしているので、本当に自信の無いものはアップしないはずですし、その緊張感も相まってとても良いアウトプットとなるので、僕はむしろ「やらないなんてもったいない!全員がやるべき!」と思います。

叩いてみた動画などでも、より再生回数を伸そうと工夫したり、高評価を得るために演奏に磨きをかけたりする事はとても良い練習になりますし、とても良いアウトプットとなります。

プロの方の技術が高いのは人前で演奏する事を前提に練習しているからで、講師の知識が深いのも人に教える事を前提に勉強しているからといえます。

アマチュアの方でも高い技術を持つ方は、バンドを組んでいたり、セッションに積極的に参加していることも多く、人前で演奏する機会を設けている事が多いです。

アウトプットは、1人で行うよりも人に見られる事を前提に行うと緊張感も高まり感情も動きやすいので、バンド練習をする、ライブをする、セッションをする、動画を投稿する、などがよいアウトプットとなるのではないでしょうか。

しかし、ライブやセッションをたくさんしてアウトプットしているけど、技術が上がらない!と悩む人がいるのはなぜでしょう。

それは情報が足りていない状態、すなわち「インプット不足」と言えます。

たくさん情報を得ているはずなのにインプット不足になっているのです。

多くの人はより良い練習を求め、教則本を購入したり沢山の動画を観て上達しようとしている事だと思います。

しかし、いくら教則本を読んでもレッスン動画を観ても、実践しなければ時間とお金の無駄になってしまいます。

実際のレッスンでもフレーズの作り方を教えたりもするし、僕のレッスン動画でもフィルのアイデアを紹介したり、書店に行くと『すぐに使えるフレーズ集400』みたいな教則本も売られています。

フィルは「技」であるけどそれはあくまで音楽の中で存在するし、どの状況でなら合うのか、もしくは使わない方が良いのか、適材適所をわかっていないとフィルをたくさん練習しても実際の現場では残念ながら使い物にならない場合がほとんどです。

人の脳は「重要なこと」だけ記憶する、「重要でない事は全て忘れる」ようにできているのだそうです。

脳が重要であると判断する基準は「何度も使用される」か「感情が動いたか」です。

つまり普段動画などをたくさん観て「インプット」をしているつもりでも、何度も繰り返し使わなければ重要じゃないものとして忘れて行きます。

どんどん実践して「アウトプット」しないと自分の引き出しとして使えないのです。

では必要な情報をしっかりインプットするにはどうすればよいでしょうか。

それは疑問を持つことです。

出来るだけ細かい疑問を持てると良いでしょう。

「どうすればこの曲を叩けるだろう」

「どうすれば速く叩けるだろう」

「どうすれば楽に叩けるだろう」

「どうすれば大きな音が出せるだろう」

「どうすれば小さな音が出せるだろう」

「どうすればグルーヴが出るのだろう」

「どうすれば指がうまく使えるだろう」

「どうすれば足がもっと動くようになるだろう」

「どうすればうまく弾ませる事が出来るだろ」

「どうすればこの人のようなドラムが叩けるだろう」

1番最初に『疑問』があってそれを解決するための『方法』を模索するのが自然な流れとなります。

1番良くないのは、レッスン動画を次から次へとナナメ視聴し、勉強したつもりになることです。

数年前と違い、人の時間感覚は短くなってきて、信号待ちの時など、ちょっとした隙間時間をもスマホで埋めようとする時代です。

数年前ならYouTubeで10分〜20分のレッスン動画をじっくり観て練習をしていた人が、今はそんな長い動画をじっくり観れなくなってきています。

今はTwitterやInstagramで30秒から1分の動画を次から次へと観ていきます。

一見いろんな情報を素早く取り入れているように思いますが、情報が入り過ぎているので脳が「必要のない情報」だと判断してすぐに捨ててしまっているのです。

昨日見た動画をありありと思い出せる人は少ないでしょう。

目的地がないまま電車に乗る人はいません。

まずは目的をしっかり持ち、疑問や問題解決に必要な「インプット」をしっかり取り込んで、解決出来るように実践し「アウトプット」して上達していきましょう!

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